『インモラル 〜凍える死体〜』:2008年公開のサスペンス映画

インモラル 映画

2008年に公開された日本映画『インモラル 〜凍える死体〜』は、坂辺周一の同名コミックを原作としたサスペンス作品です。本作は、俳優としても知られる小沢仁志が”OZAWA”名義で監督・脚本・出演を務め、女性刑事たちが性犯罪に立ち向かう姿を描いています。

ストーリー概要

近年増加するストーカー犯罪に対応するため、警視庁外苑署では女性警官のみで構成された「性犯罪特別捜査班」が結成されます。盗犯課の葛原鐘子(吉野紗香)と生活安全課の雨宮悦子(赤井沙希)は、本庁捜査一課から派遣されたエリート刑事の岸梁子(紺野千春)と西野萌(佐藤寛子)と共に、女性を狙った猟奇的な連続殺人事件の捜査に挑みます。しかし、捜査を進める中で警察内部の腐敗や、性犯罪で傷ついた女性たちの現実に直面し、彼女たちは孤立無援の状況で真実に迫っていきます。

キャストとスタッフ

  • 監督・脚本:OZAWA(小沢仁志)
  • 出演
    • 吉野紗香(葛原鐘子役)
    • 佐藤寛子(西野萌役)
    • 赤井沙希(雨宮悦子役)
    • 紺野千春(岸梁子役)
    • 螢雪次朗(外苑署署長役)
    • 小沢仁志(伊藤刑事役)

作品の特徴

本作は、女性刑事たちが性犯罪に立ち向かう姿を描いており、従来の男性中心の刑事ドラマとは一線を画しています。監督のOZAWAは、これまでの硬派な作風から一転し、女性の視点を取り入れた新たなアプローチを試みています。また、原作コミックの持つダークな雰囲気を映像化し、リアルな犯罪描写と人間ドラマが融合した作品となっています。

公開情報

  • 公開日:2008年6月21日
  • 上映時間:87分
  • 製作国:日本
  • 配給:MGP

視聴方法

現在、本作はDVDとして販売されています。また、一部の動画配信サービスで視聴可能な場合がありますので、最新の配信状況をご確認ください。

まとめ

『インモラル 〜凍える死体〜』は、女性刑事たちの奮闘を描いたサスペンス映画であり、性犯罪という重いテーマに真正面から取り組んでいます。リアルな犯罪描写と人間ドラマが融合した本作は、サスペンス映画ファンのみならず、多くの観客に新たな視点を提供する作品となっています。

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